あるく

みなさんは、歩いている時、足の裏のどこに体重が乗っていますか?
前の方ですか。後ろの方ですか。それとも左右のどちらかですか。
歩いているとき、右足と左足はどんな動きをしていますか。
足を上げたとき、股関節の感覚はどのようなものですか。
床についている足の指先はどんな風になっていますか。

今日は「あるく」という動きについて、いくつか質問をしてみました。
私たちは、2本の足で地面に立っています。
立っているとき、身体の一番てっぺんには頭が乗っています。
そして片方の足から片方の足へ、自分の体重を移動させながら、歩いています。


呼吸や歩くという行為は日常の中でほとんど無意識で行われている動作ですが、いざ「いつもどれくらいの速さで呼吸してますか」とか、「いつもどんな風に歩いていますか」と意識を向けてみると「あれ...??」とわからなくなることがあります。
自分のことがわからなくなる、という体験も実はとても大切なものだと思います。

無意識にやっているからこそ、ちょっと目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。電車に乗りながら、お家の中や職場などで、ちょこっと体の感覚に目や意識を向けてみてくださいね。